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妊娠中に起こりやすい異常

1.次の症状には気をつけましょう!!

◆出血
出血の時期・量・色・痛みの有無等の状況をよく覚えてき、診察を受けましょう。

◆腹痛
安静にしていても、頻繁にお腹の緊張や下腹部に痛みがあったり、長く続いたりする場合は診察を受けましょう。

◆破水
赤ちゃんを包んでいる膜が破れ羊水が流れ出すことです。 突然、透明または白色の温かいものが流れ出るような感じがしたらすぐ受診しましょう。

◆肥満
肥満は妊娠中毒症や難産を起こしやすく、母子共に問題となり大きなリスクを抱えることになります。 一週間あたりの体重増加は500g以内に抑えましょう。バランスのよい食生活と適度な運動が重要です。

貴女が分娩までに増えても良い体重を計算してみましょう

○まず貴女の標準体重を算出しましょう
  標準体重=(身長−100cm)×0.9
○次に貴女の安産体重を計算しましょう
1.妊娠前の体重からBMIを計算します
  
BMI(Body Mass Index):肥満度指数
  
BMI=体重(kg)÷[身長(m)×身長(m)]
2.計算したBMIから安産体重増加を見ます
避妊時BMI 〜18 19〜24 25〜28 28〜
安産体重増加 +12kg +8kg +5kg 栄養指導要

3.妊娠前の体重に安産体重増加を加えます

2.妊娠中の不快症状

手足のしびれ・むくみ、めまい、動悸、皮膚の荒れ・かゆみ、胸焼け、頻尿・便秘、おりもの、腰痛、痔、静脈瘤、こむらがえり等妊娠によるホルモンや体重の変化によってこれらの症状が見られることがありますが、気になる場合は医師の診察を受けて下さい。

3.妊娠により起こりやすい合併症

◆つわり
妊娠4〜7週頃から食欲がなくなる・吐く・食物のにおいが鼻につく・食物の好みが変わる等の症状があらわれます。
症状には個人差がありますが、大抵妊娠8〜11週頃迄に自然によくなります。
ポイント:気持ちを明るく持ち、食事は好きなものを少量ずつ頻回に分けて食べる、冷やして食べる等の工夫をしながらおおらかな気持ちで過ごしましょう。

「つわり」といえどもこんな時は病院へ
●戻す回数が異常に多い場合 ●食事を全く受け付けない時
●16週を過ぎても続く時 ● 12週を過ぎて始まった時

◆妊娠中毒症
浮腫(むくみ)、蛋白尿、高血圧が長く続くと早産や未熟児の原因となったり、母体の後遺症として高血圧症、腎障害等が残ったり次回の妊娠に悪影響を及ぼすことがあります。 気になったら早速医師の診察を受けましょう。
体重:週500g以上、月2kgの増加は妊娠中毒症の始まりです。
ポイント:妊婦健診と無理のない生活、食事等の注意を払うことによってある程度予防又は、症状を軽減することが出来ます。

 

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